ばぁど・うぉっちんぐ

セキュリティに強いWeb屋。自由と春を求めて羽ばたく渡り鳥。

このブログはGoogle Analyticsを利用しています

【4日目】Python勉強メモ -制御構文-

GW企画。 ついに平成も最後の日ですね。

前回はこちら。 ultrabirdtech.hatenablog.com

今回は制御構文。

プログラムを扱うにおいて、本当に面白くなるのはここから。 2日目、3日目はデータ型についてまとめましたが、制御構文になるとやっとプログラミングっぽいことできますね。

条件分岐(if, elif, else)

if, elif,elseは与えられた条件に対してTrue(真)かFalse(偽)かをチェックするPythonの構文。

意味 演算子
等しい ==
等しくない !=
より小さい <
以下 <=
より大きい >
以上 >=
要素に存在する in

例1:お酒を飲んでいい年齢かを判断するプログラム

お酒は20歳からなので、与えられた年齢(age)が20かどうかを判断するプログラムになる。

if 20 <= age:
    print('OK')
else:
    print('NG')

また、複数の条件をand, orなどを利用して、同時に比較することができる。

x < 5 and x < 10       # 6 から 9までの数字ならTrue

繰り返し構文(for, while)

プログラムをしていると、同じ処理を複数回行いたいときがある。 その際はfor文や、while文を利用することになる。

for文

リストやハッシュの要素を一つずつ取り出して処理をする。

>>> fruits = ['apple', 'orange', 'strawberry', 'grape']
>>> for f in frutis:
>>>     print(f)

===出力結果===
apple
orange
strawberry
grape

while文

要素がTrueである間ループし続ける。

count = 1
while count <= 5:
    print(count)
    count += 1

break文、continue文

繰り返しの中で条件分岐を行い、条件によって処理を抜けたい場合や処理を途中でやめて次のイテレーションに処理を移りたい場合がある。 それらを実現してくれるのがbreak文とcontinue文。

count = 1
while True:
    # count の値が100以上になったら処理を抜ける    
    if count > 100
        break;

    count +=1

Try

1. フィボナッチ数列を出力するPythonファイルを作成してください

フィボナッチ数列とは

ja.wikipedia.org

実行結果

$ python fibonacci.py 
0
1
1
2
3
5
8
13
21
34
55
89
144
233
377
610
987
1597
2584
4181
6765

2. fizzbuzzを出力するファイルを作成してください

100までの数値の中で、3で割り切れる場合はfizz、5で割り切れる場合はbuzz、両方で割り切れる場合はfizzbuzzと出力するプログラムを作成してください。

実行結果

$ python fizzbuzz.py 
3:fizz
5:buzz
6:fizz
9:fizz
10:buzz
12:fizz
15:fizzbuzz
18:fizz
・
・
・
96:fizz
99:fizz

3. zundokoを出力するファイルを作成してください。

ズンドコをランダムに出力し、出力がズンズンズンズンドコになったら、KIYOSHIと出力するプログラム

実行結果

$ python zundoko.py 
ズン
ズン
ズン
ドコ
ズン
ズン
ズン
ズン
ドコ
ズンズンズンズンドコ
KI・YO・SHI

※ズンとドコの表示回数は実行する度にランダム。

まとめ

Pythonにはswitchとかcaseに当たる制御構文がないのには驚いた。

次回はこちら

ultrabirdtech.hatenablog.com