”適応障害”と診断されたエンジニアの復職までの奮闘記
どーも。ばぁどです。 個人的な備忘録です。
今年のとある時期に、”適応障害”と診断されて一時期休職しておりました。 今回は自身の適応障害になった事象と、復帰までの備忘録になります。
※筆者は精神科に関するプロフェッショナルではありません。 本記事に記載されている医療的な内容に関して責任は負いかねます。適切に主治医と相談をしてください。
適応障害とは
自分の置かれた環境にうまく慣れることが出来ず、不安感や抑うつ気分、不登校、出勤拒否、対人トラブルなど、様々な症状・問題が出現し、社会生活に支障をきたす状態です。 適応障害は様々な要因で起こりえますが、特に就学や就職、転職、結婚、離婚など、生活環境が大きく変わった際に発症しやすいと言われています。ご本人が「新たな環境にうまく適応しなくては」と思ってもなかなか思い通りに事が運ばない、そのようなストレスが原因となります。 不安感を引き起こしている原因ははっきりしている事が多く、原因から離れることで症状の改善が見込めます。しかし現実には、転職や転校などの方法で環境を変えることが難しい状況もあります。ストレスの原因から離れることが出来ずに症状が長期間続くこともあります。
https://sobani-clinic.com/maladjustment.htmlより引用
Google検索で一番上に出てきたメンタルクリニックの説明を引用させていただいております。 他のサイトでも同じようなことが書かれており、実際に私も主治医より上記のような説明を受けていたので、内容としては問題ないはず。
筆者としましては、最初に「適応障害」と診断された時は「あ、なんか聞いたことある!」くらいの感じでした。
具体的な症状とストレスの原因
具体的な症状です。 具体的な症状は、業務中に出ました。 仕事中に急に不安になる、動悸が止まらない、注意力散漫になるなど、普段とは違うことが多々ありました。
あまりにも普段とは違うことがあり、特に普段はミスをするはずがないところでのミスが目立ちました。 ミスをした上で自分でさらに自分を追い込み、さらにメンタルに不調をきたすという悪循環に陥りました。
少しプライベートでも影響は出ており、普段はあり得ないミスを日常生活でもしていたので、やはり変だったのでしょう。
ただ、深刻な症状は業務中にのみ現れていたため、プライベートでは元気になります。 仕事終わって数十分すれば、気分は晴れやか。 今日はご飯何を食べに行こうとか、この後何の映画をアマプラで見よう!とか、色々と”楽しい”ことは考えることができました。
ストレスの原因としては、業務に出ていたので間違いなく仕事内容です。 1年弱同じ仕事をしていたのに、突然なったということなので、 おそらく直近の案件で変なストレスの掛け方をしてしまったのかなと分析しております。
元から、あまり残業を好まない考え方をしていたので、 少し残業?と言いつつも、あまり残業もしていなかったのでさてはてなんでしょう?といった感じです。
どのように治療を行ったか
ひたすら仕事を忘れました。 学生時代の友人に連絡を取り、旅行やご飯、ドライブに行く計画をひたすら立てました。 一人になると、どうしても仕事のことを考えたり、仕事に戻れるのか心配になったりしてしまうのですよね。 そういう状況に陥らないためにも、ひたすら人に会う予定を入れておりました。
旅行もなるべくするようにして、宮城旅行、静岡弾丸旅行、島根旅行など時間”だけ”はあるので、旅行しまくりました。 旅行やご飯に付き合ってくれた学生時代の友人に感謝でございます。
復職一ヶ月前(休職してから3週間後くらい)から、少しずつ勉強を再開。 勉強ではなくても良いのですけれども、何か机に向かって作業をするようなことに慣れることが目的でした。 仕事に関する勉強は少し辛そうなので、ずっと取得したいと思っていたダイビング資格の勉強をしました。 ダイビングは物理や自然保護などを学んだ後、海での実技の講習もあるので海においてリフレッシュすることができ、非常に良いリハビリだったと思います。
その後はここ数年チャレンジ目標においていたCEHを受験。無事に合格することができました。
復職!
まぁ、リフレッシュに全振りしていたので二ヶ月ほどで職場復帰。 最初の方は職場に慣れる意味で、時間制限(勤務時間は午前中のみや短期)があるかなと思ったら、二ヶ月での復帰は早いらしく最初からフルタイムでした。 まぁ個人的にも初日から問題なくフルタイムで働くことができたので、問題ないです。
適応障害になってみて。
マジでメンタルおかしくなると”気合い”とかでどうにかなるものではないですね。 思った以上に、自身の心の舵取りができなくなる? 舵が壊れてしまうので、大海原をただただ漂流するような不安感、焦燥感に駆られます。
適度にリフレッシュしていくことが大事。 頑張りすぎず、マイペースに。
あともっとプライベートや趣味に時間を割こうと考えております。 社会人になって、システムエンジニアを仕事として結構勉強ばかりしてきた。 でも、その勉強も一呼吸ついてスロースペースにしても良いのかなと。
引越しやプライベートでやりたいことなど、色々とやりたいことが増えてきたので復調したのでしょう。
そんないろいろな学びも得ることができた休職二ヶ月でした。
まとめ
健康第一!